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hyperesthesia
虫歯ではないけれども「しみる」という症状がある場合は、この知覚過敏である可能性があります。
自然に治っていく場合もありますが、多くの場合は症状が残ってしまいます。
また治るのに時間が必要であったり、再発することもあります。
虫歯と違って知覚過敏は、バイ菌の感染を受けている訳ではありません。何かしらの影響で歯のバリア(エナメル質)がダメージを受けて、その真下にある象牙質に刺激が加わることで、生じる現象です。
象牙質は、目に見えないほどの細かい管で形作られており、管の先には歯の神経(歯髄)があります。
つまり象牙質をつたって神経にも刺激が加わるので、しみるのです。
ではなぜ大きな虫歯と違って「ズキンと大きく痛まずに、しみるだけなのか」というと、歯の神経(歯髄)のうち、この象牙質に内側から接している神経は、特に「しみる」という症状に反応しやすいタイプの神経だからです。
この知覚過敏がずっと続き、かつ症状が大きくなると、もっと内側にある神経にも刺激が伝わり始めるため、虫歯のように大きく痛みだすこともあります。
歯肉が下がると、歯の根っこが出てきます。歯の根っこにはバリア(エナメル質)がありませんから、象牙質が丸見えの状態になります。
歯のバリアにヒビが入っている状況ですから、そのヒビを経由して象牙質へと刺激が加わって、しみるという現象が起きてしまいます。
歯がすり減っているということは、歯の表面にあるバリアがすり減っているという意味でもあります。
弱くなったバリアからは象牙質が露出して、しみ始めます。
ホワイトニング(漂白)の薬剤は歯の中に染みわたるものですから、象牙質を刺激してしまうことがあります。
弱くなったバリア、または無くなってしまったバリアに代わって、人工的にコーティングを行い、象牙質への刺激をブロックするのが目的です。ただし永久的にコーティングされるものではないため、数日後、または数週間後に剥がれてしまう場合があります。
かぶせ物や詰め物が古くなったときにもしみることがありますから、そのときには、治療をやり直す場合があります。
あまりにも症状が強い場合は、神経を取り除く(抜髄)をご提案する場合もあります。その場合は、最終的にかぶせ物の治療が必要となります。
適切なブラッシングをこころがける他に、炭酸などを毎日飲んでいると、バリアが溶かされて、虫歯になる前に、知覚過敏の症状が出現する場合があります。
ただし噛み癖などの影響で知覚過敏が出現することもありますから、症状が再発したり、なかなか治らなかったりという場合もあります。
重要なのは今の歯の状態を認識し、担当医とよく相談した上で、これからどのように歯と付き合っていくのかを考えていくことですから、まずは歯科診療所で診察を受けるようにしましょう。
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